Linux Virtual Delivery Agent 2201

ドメイン非参加のVDA

セットアップの概要

ドメイン非参加VDAは、Citrix Virtual Apps and Desktopsサービスでのみサポートされます。 ドメイン非参加VDAをCitrix Virtual Apps and Desktopsサービスに作成するには、Machine Creation Services(MCS)を使用する必要があります。 簡単な手順は次のとおりです:

  1. VDAパッケージもインストールするテンプレート仮想マシンにマスターイメージを作成します。 単一のイメージを使用して、ドメイン参加済みVDAとドメイン非参加VDAの両方を作成できます。
  2. マスターイメージを使用して、マシンカタログを作成します。 マシンの展開方法としてMCSを選択し、カタログで作成するマシンのIDとしてドメイン非参加を選択します。

詳しくは、「Machine Creation Services(MCS)を使用したLinux仮想マシンの作成」および「マシンID」を参照してください。

ドメイン非参加のVDAで利用可能な機能

ドメイン非参加のVDAで指定された属性を持つローカルユーザーを作成する

ドメイン非参加のVDAでホストされているセッションを開くと、VDAはデフォルトの属性を持つローカルユーザーを自動的に作成します。 VDAは、Citrix Workspaceアプリへのログオンに使用したユーザー名に基づいてローカルユーザーを作成します。 また、ユーザーのユーザー識別子(UID)、グループ識別子(GID)、ホームディレクトリ、ログインシェルなどのユーザー属性を指定できるようになりました。 この機能を使用するには、次の手順を実行します:

  1. 次のコマンドを実行して、この機能を有効にします:

      /opt/Citrix/VDA/bin/ctxreg create -k "HKLM\Software\Citrix\VirtualDesktopAgent\LocalMappedAccount" -t "REG_DWORD" -v "CreateWithUidGid" -d "0x00000001" --force
    <!--NeedCopy-->
    
  2. VDAのインストールパスの下にある/var/xdl/getuidgid.shスクリプトで次の属性を指定します:

    属性 必須かオプションか 説明
    uid 必須 ユーザー識別子(UID)は、Linuxによってシステム上の各ユーザーに割り当てられる番号です。 ユーザーがアクセスできるシステムリソースを決定します。
    gid 必須 グループ識別子(GID)は、特定のグループを表すために使用される番号です。
    homedir オプション Linuxホームディレクトリは、特定のユーザー用のディレクトリです。
    shell オプション ログインシェルは、ユーザーアカウントへのログイン時にユーザーに提供されるシェルです。

    以下はgetuidgid.shスクリプトの例です:

    スクリプトで指定する属性が有効であることを確認してください。

    ``` #!/bin/bash

    ############################################################################### # # Linux向けCitrix Virtual Apps & Desktopsのスクリプト:ユーザーのUIDとGIDを取得します # # Copyright (c) Citrix Systems, Inc. All Rights Reserved. #

    export LC_ALL=”en_US.UTF-8”

    function get_uid_gid_for_user()

{ echo “uid:12345” echo “gid:1003” echo “homedir:/home/$1” echo “shell:/bin/sh” }

get_uid_gid_for_user $1 <!--NeedCopy--> ```
ドメイン非参加のVDA
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